〒505-0113 可児郡御嵩町宿2002番地
学級・児童数 (R6.5.1)
15
17
豊かな自然に囲まれた地域で、少子化傾向ではあるものの、三世代同居家族が多い。保護者や地域の学校教育への期待や関心の度合いは高く、授業参観や学校行事、PTA活動への参加率は非常に高い。PTA主催のあいさつ運動の参加率は90%以上である。青少年育成町民会議も別日にあいさつ運動を実施し、地域全体であいさつしようとする気運を盛り上げている。地域の学校に対する期待が高く、諸行事に対して積極的に係わって下さる。公民館など、地域と学校が連携して児童を指導したり学校の方針を理解して協力してくださったりしている。
校区が広く、全校児童の約3割がスクールバス通学をしている。小規模特任校制度を利用している児童が約2割在籍し、児童数は現在微増傾向にあり、学年単学級となっている。小規模校の利点を生かし配慮を必要とする児童に対し全職員で共通理解をし、個別の実態を把握しながら支援を続けている。 学校歯科保健活動では、現在先進校に選ばれ、歯科保健活動を充実させている。また、平成24年度より岐阜県防災教育推進校としての実践を行ったことで、多様な「命を守る訓練」を行うなど、防災教育の拠点校として他の小中学校への情報発信や地域と保護者への啓発に努めている。この防災教育も本校の伝統となるよう今後も継続していく。
健康面では、休み時間に学年の枠を超えてサッカーやドッジボールを行う児童が多い。体力テストの結果を考察し、業間を活用した運動や集団遊び等、体力作りを工夫している。歯と口の健康に関する指導は長年継続しているため、進んで歯みがきする習慣が定着している。 生活や特別活動の面では、男女の仲がよく、心優しい児童が多く、低学年の面倒をみたり、協力したりして様々な活動に取り組むことができる。また、困っている児童に声をかけるなど他者を思いやる豊かな心をもっている。一方で、自分で考え判断して動く力や自分たちで生活の諸問題をみつめ問題解決していくような自治力の弱さが課題である。 学習面では参加意欲があり真面目に学習に取り組む児童が多い。「聞く力」「話す力」に焦点を絞り職員が指導をしてきた結果、自己表現できる児童が多いが、他と自分の考えを比べ考えたり話したりする力には課題が残る。今後「進んで家庭学習や読書に取り組む姿」や主体的に課題を見付け最後までやり抜く力を更に伸ばす必要がある。